PEOPLE スタッフインタビュー

好きなものに関われる環境で

学生時代に金属工芸を専攻していたこともあり、元々はジュエリーの製造メーカーに勤めていました。eteやJoueteを知ったのはその時ですね。そこから、全く業種の異なる販売職も経験したのですが、自分の気持ちが上がるのはやっぱり“モノづくり”だなと。そんなタイミングでご縁があり、入社することとなりました。

製作部門が社内にあることはジュエリー業界の中でも珍しく、この会社の強みでもあります。僕はその中でも「原型師」を担当。3DCAD(*1)から形に起こした原型を整えて、量産に向けたテストするポジションです。
デザイナーと商品管理部（生産部門）、そして製造メーカー様の3者の間に立ち、細かくすり合わせを繰り返しながら、商品化に向けた最終調整を担っています。

*1 3DCAD：平面図を立体化するための専用ソフト

大切にしていることは、限られた工夫のなかで、デザインと生産性のバランスを取ること。
三者三様の考えがあるので取りまとめるのは正直大変な部分もありますが、自身にメーカーでの現場経験があるからこそ、それぞれの思いをより具体的に代弁することができていると感じます。

一番やりがいを感じる瞬間は、自分の携わったアイテムがブランドの商品として、実際に店頭に並んでいるのを見たとき。モチベーションも上がるので、よく店舗にも立ち寄っています。
今はデザイナーから発信されたものを受け取って形にしていますが、いつかは自ら大好きなジュエリーを手掛けてみたいですね。